さんぽみち
さんぽみち〜ふらふら〜雨の日も、雪の日も。 ちいさなことにうきうきしたり、ちいさなことで落ち込んだり。
icon Tor という名前 icon
Torちん
トールの名前の由来と発音について、書いてみる。ちょっとくどいのだけど。

Kenさんに、Torは「トール」じゃなくて「トル」でしょう?と質問されたので。
まとめの意味で。


わが家の Tor は、ノルウェーうまれである。
検疫に必要な書類を提出してから、日本に来るまでに日数(40日)が必要なので、のんびり名前を考えるつもりでいた。

名前を付けるのは、どこの家庭でもそうかも知れないが、わが家でも一大事で、いつも揉めに揉める。
毎日考えていたのに、人間の子どもたちの名前も、うまれるまで決まらなかった。
ひとりが「これは!」と思いついても、他の人がNGを出す。


・私は、、「゛」(濁点・または半濁点)好き、掛け言葉(二重の意味)がやたらに好きで、昔気質とか武士道っぽい名前はあまり好きではなく、同姓同名がいないような変わった名前にしたいと思う。

・夫は、、キバツな名前は嫌いだ。古風な名前が好き。

・下の子は、、考えないでものを言うタイプなので、あまり真面目に聞いていられない。。
名前なのに「苗字」みたいなこと言ったり、その時興味のある(持続しない)こと(例えばプロレスラーの名前など)をパッと言う。


・上の子は、、オタクなので、たまに言う突飛なことが面白い。
2ちゃんねらーのくせに(?)、わが家のいちばん中庸を行ってるかも。
なんと、ミント(故)の名付け親。。
今回(Tor の名前を決める)は、既に高知に行きっきりで帰って来ないので、家族会議には不参加。。


というわけで、子犬の名前を決めよう、と言っても全然話はまとまりそうにない雰囲気。
モルモットの時は、私が主な世話人だったので、強引に意見を通したが、犬は、家族みんなの協力(特に夫)がないと飼えないので、みんなが一応同意するものでないと。。
ミントの名前を決める時、私の意見がみんなに拒否されたので、私も、夫かまたは下の子のどっちかが気に入りそうな名前、ということで、キバツなものは避けようかなあ、等々、悶々と辞書を眺めたりする日々。


そんな中、ノルウェーの父犬の飼い主さんが、少し前(わが家より一ヶ月位前)に南アフリカに行くことになった子犬の名前が「オーディン」に決まった、とおしえてくれた。
それで、ちょうど、ノルウェーだから北欧神話もいいな、と思いながら百科事典を読んでいた私は、やっぱりこれがいいかも、と思って、夫に
「北欧神話から取るっていうのはどう?」と聞いてみたら、それはいい、と言う。
散々揉めて迷った後だったので、このへんで、選択の範囲を決めるのもいい、ということになった。
そして、その中で、一通り名前とどんな神様なのかを調べてみて、すっかり、トールに惚れてしまったのが私。
「どう思う?」と夫に聞くと、夫も、それはいい、と。
それまで、私が提案してたのより、キバツじゃないから、ということか。
というわけで、夫と私の意見が一致したので、、下の子の意見は全然聞かなかった(笑)
上の子などは、ミントの名付け親だから、今度もつづけて・・というのはずるいので、、これでいいのだ。。

トールという北欧神話の神様は、雷神、農業・豊穣を司る神である。
英語の木曜日 Thursday の語源も、トールである。
ノルウェーでは、本当は、
「þórr」 と書くらしい。
最初、私は、血統書名はノルウェーの母犬の飼い主さんに付けてもらって、呼び名(コールネーム)として、トールと付けよう、と思っていた。
ところが、トールという名前にしようと思う、とメールに書いたら、血統書名も、トールにしていただくことになった。
(日本と違って、ノルウェーの血統書登録はとても素早くできるのだ)
また、私のメーラーでは北欧の文字が使えなかったので、最初、トールを Thor と書いたのだけど、父犬の飼い主さんの指摘で、 Tor のほうがいい、ということになり、こうなった。
(ドイツ語風に Thor と書くと、英語読み風に、トールはソールと呼ばれることもある)


前置き(?)が長くなったけど、このようなわけで、Tor は元々 þórr だったりもして、日本語で書く時は、トールでも、トルでも、あまりこだわりはない。
北欧神話の既存の本には、だいたい「トール」と書いてあるので、トール、と私も書いているけれども。
外国語を日本語にする時に、Maryをメアリーさんと書いても、マリーさんと書いても、どっちが間違ってるということではないと思うし、英語圏の人には伸ばすという感覚があまりないらしいので、hippie(死語かな?)をヒピと書く人がいた(日本語を勉強してる外国人)とか聞いたこともあるが。。それと同じような感じ?
でも。
トールでもトルでもいいけど、、「トオル」とか「徹」「透」ではないのだ。念のため(笑)

Tor の名前を決める時にも、百科事典や北欧神話の本(図書館にあった子ども向けの)を読んだのだが、今、また改めて、「北欧神話物語」という本を読んでいる。
トールのキャラクターは、気は優しくて力持ち、素朴で、だまされやすく、カッとしたりもするけど、だまされた後、謝った相手をすぐに許してしまう。
だから、北欧神話で有名なトリックスターのロキ(いいこともするが、悪いことの度がすぎる)と仲のよいのもトールなのだ。
大人向けのこの本を読んでいて、やはりヴァイキングのふるさとは荒々しい、というのか、トールは、腹が立つとミョルニル(ハンマー)を振り回して気に入らない人(主に巨人)の頭をドカンと叩き潰したりするのである。
お話だから、まあいいけど、オーディンも気難しいし、いろいろすごいのである。


※朝日の「アスパラクラブ」のわんわんフォーラム(11/2更新分)、是非見てください。
くわしくは、10/27の日記にて。
Date : 2006.10.29 Sun 21:15
日常(犬・モルのこと)| コメント(4)|トラックバック(0)| icon Page top icon
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